素朴な味わいのクッキー、できました。

2024/06/01 10:10

First Sunday

何気ない普段の休日を、もっと待ち遠しくなれるようなものを作りたい。

そんな思いを込めて京都府の宇治にある工房でクッキー缶を作りました。

このクッキーは、

宇治にある就労支援施設の工房でひとつひとつ手づくりでつくっているため大量生産ができません。

なので数量限定での販売になります。

週末に食べるのが待ち遠しい。自分のためのご褒美にしたり、誰かと一緒に食べたり。

いつもの日曜日がもっと楽しくなるクッキー缶。

ナッツのザクザクとした食感がやみつきになる素朴なクッキーと、

ほろ苦いココアとバターの濃厚な風味を楽しむためのミックスクッキーの

２種類が入ったクッキー缶です。

ナッツをひとつひとつ丁寧に砕いているからザクザクした食感がたまらない。

じっくり焼いていくと香ばしい香りが広がり、もう美味しそう。

開けたときに喜んでほしいから、丁寧に、丁寧に向きを揃えて。

最後の一枚は、より愛情を込めて、最後のピースをはめたら出来上がり！

このクッキーは
元々、宇治のお祭りや催しの際に、販売され、毎回売り切れになる人気のクッキーです。

缶にクッキーを詰める作業も皆んなで行っています。

余談

私の父は、京都の老舗洋食屋さんでスイーツを担当していました。今回、施設の方々からクッキーのお話を聞き、試食させてもらいました。

幼少期、たまの休みに父が作ってくれたクッキーの、甘いけど、ちょっとほろ苦かったこと。でも美味しかったこと。

そして家族で過ごし、楽しかったこと。あの記憶が鮮明に蘇ってきました。

だから、あのワクワクにした休日を表現できないか、という思いでコンセプトデザインをしました。

皆んなで協力して、ひとつひとつ手作りで制作しているのを見て、

私たちも、ひと缶ひと缶、手刷りで制作したいと思い、シルクスクリーンで印刷しようとなりました。

我々の思いを込めた、このクッキー缶がみなさんの日曜日の、ちょっとした楽しみになるクッキー缶になってくれれば嬉しいです。

Handmade by NPO法人就労ネットうじゆめハウス